キャパシティビルディング

キャパシティビルディングとは

キャパシティビルディングとは

個人や組織、地域社会が持続的に成長し、課題を解決できる能力を高めることを指す。
対象に対して外から能力を高めるよう、介入する行為。日本語では能力構築支援とも言う。

キャパシティビルディングの適用範囲

企業や組織、個人や途上国に適用される。
持続可能な成長を遂げるために、必要な知識・スキル・資源を獲得し、課題を解決する能力を強化することを意味する。
これには個人の能力の強化だけでなく、組織の資金力調達、サービス向上など全体的な運営面の力も含まれる。

事例：自衛隊で行うキャパシティビルディング

安全保障や防衛分野において、支援対象国の人材育成や技術支援を行い、能力向上を図ることで地域の安定と国際的な安全保障環境の改善を目指す取り組み。
特にインド太平洋地域の各国などと支援事業を実施することで、相手国の軍隊などが国際平和及び地域の安定のための役割を適切に果たすことを催促、その結果自国（日本）に対して望ましい安全保障環境を創出することを目的とする。

参照

独立行政法人国際協力機構　国際協力総合研修所「途上国の主体性に基づく総合的課題対処能力の向上を目指して　キャパシティ・ディベロップメント」
https://openjicareport.jica.go.jp/pdf/11817178.pdf

防衛省・自衛隊「能力構築支援」
https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/cap_build/

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