主に投融資時において環境または社会に対して、ポジティブなインパクト(影響)を生み出す意図があるアプローチを指す。
インパクトとは組織によって引き起こされる環境または社会に対する変化のことであり、ポジティブなものとネガティブなもの、意図したもの(計画的な影響)と意図せず起きたもの(予期せぬ影響)がある。
意図をもってネガティブなインパクトを減らし、経済・社会・環境のうち少なくとも1つにポジティブなインパクトを増やす必要がある。
金融活動を通じて環境および社会に変化や効果をもたらすことで、SDGsの達成やネットゼロの実現に向けた取り組みを促進できる。
近年は気候変動や自然災害によって企業の持続可能性が危ぶまれている。
そのため企業には以下のようなアプローチが求められている。
ESG投融資と比較した際、以下のような特徴を持っている。
ESG金融は、主に環境・社会・ガバナンスの要素を考慮して投融資を行うが、ポジティブインパクトファイナンスは、具体的なポジティブインパクトを意図的に生み出すことを重視
投融資の効果を定量・定性の両面から評価し、どのようなインパクトが生まれたのかを明確にする点が特徴。
ESG金融に比べて、より厳密なインパクト測定と透明性の高い情報開示が求められる。
このように、ポジティブインパクトファイナンスは、単なるリスク回避ではなく、積極的に社会的・環境的な価値を創出する金融手法として注目されている。
環境省「ポジティブインパクトファイナンスの基本的考え方」
https://www.env.go.jp/content/900515468.pdf
環境省「インパクトファイナンスについて」
https://www.env.go.jp/content/900515885.pdf
国際連合環境計画「ポジティブ・インパクト金融原則」
https://www.unepfi.org/wordpress/wp-content/uploads/2018/09/POSITIVE-IMPACT-PRINCIPLES-JAPANESE-WEB.pdf
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