2019年に国によって策定された「プラスチック資源循環戦略」では、これまでの「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を進化させ、より持続可能性が高まることを前提に、プラスチック製の容器包装や製品原料を再生材や再生可能資源(紙、バイオマスプラスチック等)に適切に切り替えていく「3R+Renewable(持続可能な資源)」という原則が打ち出されました。
3R(リデュース=廃棄物の発生量を減らす、リユース=繰り返し使用する、リサイクル=再資源化し再利用する)に加えて、Renewable(紙やバイオプラスチックといった環境負荷の低い新しい素材)に切り替えていくことを目標としています。
具体的には以下の目標を掲げています。
2030年までにワンウェイのプラスチックを累積で25%排出抑制する
2025年までに機能を確保しつつ、リユース・リサイクル可能な設計に変更する
2030年までにプラスチック製容器包装の60%をリユース・リサイクルする
2035年までに使用済プラスチックを100%リユース・リサイクルする
2030年までにプラスチックの再生利用を倍増する
2030年までにバイオマスプラスチックを最大限(約200万トン)導入する
近年、紙の分野では水蒸気バリア性や芳香バリア性を付与されたバリア紙や単体で製袋可能なヒートシール紙、プラスチックの分野では原料の一部に植物由来の原料を使用したバイオマスプラスチック、土壌や海洋中にて最終的に二酸化炭素と水に分解される生分解性プラスチック、その両方の特性を併せ持つ樹脂等新たな素材が様々開発されてきました。
わたくしたちは機能紙メーカーや樹脂メーカー、成型メーカーなど様々なサプライヤー様と協業し、お客様の環境ニーズを実現できる素材を開発しています。
また、素材を知り尽くしているからこそできるこれまでとは違う新たな用途への展開もご提案できます。
開発力と想像力で、新たな素材や用途を開発しお客様の環境対応を支えます。
環境対策の一環として、様々な国・地域において排ガス規制を目的に電動車(電気自動車・プラグインハイブリッド車・ハイブリッド車・燃料電池車等)の導入が進んできています。
搭載される電池の大容量化に伴って、充電一回当たりの航続距離が伸びる一方、安全性の問題が提起されてきました。
わたくしたちは長年の機能紙・機能材販売にて培った経験をもとに、次世代カーやそれらに搭載されるリチウムイオン電池用の素材開発も行っています。
「こういう素材があったらもっと環境対応できるのに」や「環境にやさしい素材に変えたら加工に制限が出た」などのお悩みはありませんか?
わたしたちは数多くのサプライヤー様と協業し、お客様の環境対応に最適な素材開発を行っています。
独自のネットワークで最新技術の情報を収集し、新しい素材を生み出していきます。
長年の機能紙・機能材販売の経験を活かして、主に環境にやさしい自動車やそれらに搭載されるリチウムイオン電池に使用される素材を開発します。
近年、お客様からの要求スペックが高くなってきており、素材単体ではスペックインしない場合はい素材を複合する等のソリューションも提供しています。
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持続可能な社会や事業に向けた行動変容に対して意識を「シフト」させるための取り組みを提案します。
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