かみのいとOJO⁺は、繊維内に空隙があり、そのため非常に軽量です。また、毛羽立ちが少なく、繊維の表面が滑らかなため、快適な着心地を提供します。さらに、細胞壁に微細に多孔質（ルーメン）を持っているため、繊維内に空気を含むことができ、夏は涼しく、冬は暖かいという特徴を持ちます。このような快適な繊維素材は、衣服や寝具などの製品に利用され、多くの人々に愛されています。
紙の素材から作られる糸は、非常に軽量であり、見掛け比重は0.5という驚くべき特性を持ちます。他の素材に比べて麻が1.5、綿が1.54、毛が1.32という見掛け比重を誇る中、紙の素材から作られた糸は非常に軽いため、身体への負担が少なく、長時間着用しても快適な素材です。
紙の糸OJO⁺は、高い吸水性・吸湿性により、水分を素早く吸収してサラッとした肌触りを実現し、ムレやベタつきを軽減しますのでお手入れが簡単です。様々なシーンで使用でき、バスタオルなどのリネンや夏場にはのシャツなどに利用すると爽やかな着心地で過ごすことができます。紙の糸OJO⁺は、マルチに活躍する便利な商品と言えます。
OJO⁺は、特有の空隙があるため、熱が伝わりにくく、着用した際の体温の変化が少なくなるという優れた特徴があります。これは、熱伝導率が低いためです。そのため、外気の温度変化に左右されず、年間を通して快適に着用することができます。着る人にとって快適な暖かさを提供することができます。その理由は、体温を逃がさず、体内の熱を保持することができるからです。この機能により、寒い季節でも暖かさをキープし、心地よい着心地を実現することができます。
かみのいとOJO⁺は、天然素材の紙から作られた繊維で、毛羽立ちが少なく、コシの強い丈夫さが特徴です。これにより、バスマットや壁紙、ファブリックなど、高い耐久性を必要とする製品に適しています。さらに、かみのいとOJO⁺は吸水性に優れ、清潔で快適な環境を維持できます。加えて、繊維自体に抗菌性があるため、健康にも配慮した製品に適しています。これらの特徴により、かみのいとOJO⁺は、多様な用途に活用される天然素材の代表的な一つとして注目されています。
かみのいとOJO⁺は、エクアドルで栽培されるマニラ麻から作られる紙糸です。このマニラ麻は、３年草の植物であり、成長期間中に大量の二酸化炭素を吸収します。そのため、紙の糸OJO⁺の生産は、二酸化炭素の吸収による環境負荷の軽減につながります。また、マニラ麻は天然繊維であり、再生可能資源であるため、環境にも配慮した素材として注目されています。
かみのいとOJO⁺は、マニラ麻などの天然素材から作られており、燃焼時に排出される有害物質の量が少ないため、環境に優しいと言えます。一方、プラスチックや合成材料から作られた糸は、燃焼時に有害なガスや化合物を放出することが知られています。そのため、環境に優しい素材として注目されています。
「OJO⁺」は単体で生地になるだけでなく、ウールやポリエステルといった他繊維との交織性に非常に優れています。アパレル・インテリア・ベッドリネンなど幅広い分野でご活用いただけるとても万能な繊維です。
パンツ
セーター（冬物衣料）
リュック
ベッドリネン
インテリアファブリック
エコテックス®は、日本の安全基準をはるかに超える、 350種以上の有害物質を対象とした世界最高水準の安全な製品の証明をはじめ、生産にたずさわる人や環境への負荷にも配慮したサステナブルな工場の認証など、繊維ビジネスにおける、世界に通ずる安全の証です。 エコテックスは世界最高水準の繊維製品の安全性をはじめ、環境や働く人にも配慮した生産体制がとられているかを厳しくチェックする、人と地球に優しい繊維製品の証です。OJO⁺は、赤ちゃんの口に触れても安全というもっとも厳しい認証を取得しています。
CERESは有機農産物や食品、森林管理などの認証を行っています。CERESは、国際的に認められた認定機関であり、IFOAM（国際有機農業運動連盟）のメンバーでもあります。 CERESの認証は、農産物の有機栽培に使用される農薬、肥料、土壌改良剤の使用を厳しく制限することにより、環境への影響を最小限に抑えることを目的としています。
機能性に優れた環境対応素材
地球を次世代に託せる夢の素材で
商品開発をしませんか
「かみのいとOJO⁺」は、持続可能な製造プロセスにより作られたサステナブルな商品です。 私たちは環境に配慮した紙の糸の製造に取り組んでいます。循環型資材のマニラ麻を使用することにより、資源の有効活用を実現しています。 また、３年草である、マニラ麻を原料としているため、CO2の吸収が期待でき、気候変動対策について貢献をしています。 生分解性素材として土中で分解し、自然を汚さない素材です。また、製造にあたっては地域のコミュニティとの協力を大切に商品の製造をおこなっております。
マニラ麻は苗を植えてから3年で生育し、高さは3～6ｍ、太さは20～60㎝に達します。
原料として適したころに、根元から伐採をします。
茎を根本から伐採、葉鞘を割いて繊維を取り出す。
地球窯と呼ばれる特殊な窯を使用し、マニラ麻の遷移を分解。紙の原料であるパルプを作る。
パルプを濾し、20,000m以上の紙糸の原紙を生産します。
原紙のロールをスリッターで１～６㎜に細長く裁断テープ状にする。
紙糸テープに、独自技術で均一にコヨリを掛けOJO⁺が完成します。
Q
かみのいとって強度があるのでしょうか？
A
OJO⁺はマニラ麻の中でも、より強靭で上質とされる南米エクアドル産の麻を原料としているため、優れた強度を持っております。
Q
かみのいとを洗濯する場合、どのように洗えば良いですか？
A
OJO⁺は紙由来の素材と思えないほどの耐水性があります。 糸を水の中に通してから撚りをかける”水撚り”を行うことで、洗濯にも耐えうる耐水性をもつ糸になります。
Q
OJO⁺をほかの素材と組み合わせることは可能ですか？
A
可能です。 OJO⁺は他の繊維との配合率によって、手触りや機能性、色合いなども変わり様々な表現を楽しめるのが魅力になっています。
Q
かみのいとならでは、特性はありますか？
A
紙ならでは特性として原紙に印刷することもできます。それにより写真や画像で色付けが可能で、色鮮やかな柄もお楽しみいただけます。
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持続可能な社会や事業に向けた行動変容に対して意識を「シフト」させるための取り組みを提案します。
紙製品に関する意外と知らない用語が詰まってます！
ぜひお役立ち用語集、ご活用ください。
