事業を最適化する紙総合商社SHIFTON
SHIFT ONを展開する国際紙パルプ商事では、来る2024年1月31日(水)~2月2日(金)、東京ビッグサイトにて開催されます「GREEN MATERIAL 2024」に出展いたします。
本展示会は高付加価値の実現とサステナブルなモノづくりの両面から考える材料・装置・技術の展示会です。当社はグローブライド社より釣り具のスプールとして採用された海洋生分解性のNEQAS OCEANなどを展示致します。
食器やカトラリー、実際に採用された製品など紹介をし、機能性の高い素材やソリューションなどを出展しています。ぜひお越しいただき手触りや性能を実感してみませんか。
2019年に策定された「プラスチック資源循環戦略」により、従来推奨されていた3R(リデュース、リユース、リサイクル)にRenewable(リニューアブル)が追加されました。
これは、廃棄物となる前の素材の段階で改善を試みようとする取り組みのことです。
またペットボトルや食品トレーなどのプラスチックは、主に石油を原料としています。
石油性プラスチックは自然に還ることがない素材のため、焼却廃棄がおこなわれます。
しかし廃棄がおこなわれず海に流れ出れば、大きさを保ったまま漂うか、削られマイクロプラスチックになるか、いずれにせよ分解されず生態系に影響を及ぼす可能性があります。
そこで自然環境のもとで分解される「生分解性素材」に注目が集まっています。
現在、様々な業界で、脱プラスチックの動きが活発になっており、既存の製品や資材をサステナブルな素材に置き換えることによって対応しています。
グローブライド社より釣り具のスプールとして採用となったNEQAS OCEANはコットン由来のセルロース材、酢酸セルロースを使用しています。そのためコンポスト、土中はもちろん、海洋での分解性も有しています。また、石油由来PP、PEと同等の機械物性を有し、射出成型にも問題なく対応できます。
また透明度が高く、従来の生分解性プラスチックに比べて加工性も高いため、様々な製品の代替として提案できると考えています。
当社ブースでは、プラスチック代替素材としてNEQAS OCEANなど機能性が高く持続可能な素材を出展します。
皆様のご来場をお待ちしております。