アップサイクルとはなにか 具体事例も併せてご紹介


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アップサイクルとはなにか 具体事例も併せてご紹介

アップサイクルとは、本来廃棄となる製品や資材に新たな価値を与えて再利用、再生することです。製品や資材が形を変えて再び使用されることで、廃棄量の減少につながります。ほかにも持続可能な取り組みとしても認識されています。
今回はアップサイクルとはどのようなことを指すのか、実例としてどのようなものがあるかなどをご紹介していきます。

衣類リサイクル

衣類アップサイクルで循環型社会に貢献
サステナブル時代の
新しい衣類リサイクルとは?

  • 廃棄衣類の現状
  • 衣類アップサイクルの流れ
  • アップサイクルシステム導入のメリット
  • 製品活用例
衣類リサイクル

アップサイクルとは

廃棄予定の製品を、別の製品の原料として使用することで新たな製品として生まれ変わらせる仕組みのことを指します。下記のような例が挙げられます。

  • 廃棄予定の衣類をバッグなどの布製品、または粉砕して樹脂素材と合わせて使用する
  • 建設現場で排出された端材から家具などを製造する

また、アップサイクルはリサイクルと異なり必ずしも元となる使用済み資材を原料レベルに分解する必要はありません。元となる製品に新たな付加価値を与えることが重要となっています。

アップサイクルのメリット

取り組むことで大きく3つのメリットが生まれます。

  • 廃棄物削減が可能となる
    アップサイクルに取り組むことで、廃棄予定の製品や資材を有効活用できるため、廃棄物を削減できます

  • 企業イメージの向上につながる
    廃棄物を減少させるだけでなく有効活用することで、資源の持続可能な使用をアピールできます。

  • 異なる業界へ参入のきっかけとなる
    アップサイクルにより、原料となる製品資材とは異なる製品製造に携わります。これをきっかけに今までとは異なる業界へのアプローチが可能となります。
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モノを作って売るだけでなく、リサイクルやアップサイクルの仕組みを作りたい...

アップサイクルのデメリット

メリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。

  • 安定供給を保つことが難しい
    廃棄となる製品・資材の排出がない場合、アップサイクルの原料が不足します。
    アップサイクル製品の安定供給を図ろうと、新たに原料となる素材を購入することはリサイクルの仕組みに反しています。
    供給量にばらつきがあるということを前提に、アップサイクル製品を取り扱う必要があります。 
  • その後のリサイクルが難しい場合がある
    アップサイクルの際に、原料に大幅な加工をすることで廃棄時のリサイクルができなくなる場合があります。これは原料を何種類か組み合わせることや分離が難しくなり、そのまま焼却がおこなわれます。

当社でのアップサイクルの事例

配送用に使用した梱包フィルムを回収、資源化を経てビニール袋として再度製品化をおこなっています。
この場合、いち企業内で廃棄原料の排出から再資源化の納入をおこなっているため、クローズドリサイクルの実現にもなっています

クローズドリサイクル事例紹介
JALメンテナンス
株式会社JALメンテナンスサービスでのクローズドリサイクル事例

日本航空株式会社ではサステナビリティとして、事業活動を通じて持続可能な社会の実現を目指しています。...

まとめ

廃棄予定の製品・資材に付加価値を持たせることで、廃棄物ではなく原料として使用が可能となります。また廃棄焼却量を減少することでCO2排出削減につながり、環境負荷削減へ貢献できます。
当社での取り組み事例などをご参考に、廃棄物を原料として使用するリサイクルのかたちを考えてみませんか。

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