使用済み衣類を資源として再利用するアップサイクルについての資料を公開しました
ファッション産業はトレンドやライフサイクルの多様化により、大量生産・大量消費がおこなわれています。
昨今は製造過程や着用、廃棄に至るまでの環境負荷を減らすために、生産者と消費者が一体となってサステナブルファッションに取り組んでいます。
しかし衣類を手放す際、約63%が可燃または不燃ごみとして廃棄されています。さらに売れ残った衣類のうち、約2%が廃棄処分されます。※1
※1 環境省
令和4年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務-マテリアルフロー
手放される衣類のうち廃棄される割合は2020年に比べ微減となっていますが、環境負荷を軽減するために取り組むべきことはまだあると考えます。
今回は使用済み衣類のうち、焼却処理をおこなう数量を減少させる取り組みとしてアップサイクルをご紹介します。素材として再利用することで衣類に新しい利用価値がつくとともに、自社で使用する資材を自社で賄えるという循環型のシステムが導入できます。
- 衣類アップサイクルというリサイクルシステム
使用済み衣類や廃棄衣類を粉砕、ペレット化することで成型加工の原料となります。
衣類の形を使ったリサイクルではなく、形を変えるアップサイクルに活用できます。 - アップサイクル製品事例、メリット
生地を衣類以外に活用できます。店舗でのラックやハンガーなどプラスチック製品の代替えが可能です。
素材として使うことで、循環型社会に貢献していることをアピールできます。
詳しい資料はこちらよりDLできます。