これなら簡単! すぐ取り組めるSDGsをご紹介

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これなら簡単! すぐ取り組めるSDGsをご紹介
SDGsについては理解ができているが、なにをしたらいいかわからない。またはどんなことに取り組めたらSDGsに取り組んでいるといえるのか考えたことはありませんか?
今回は生活の中で出来るSDGsの取り組みをご紹介します。できることから始めていきましょう!
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  • 企業が環境対応するべき理由
  • 生産から回収まで一元管理
  • 実際の採用事例もご紹介
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そもそもSDGsとは?

2015年に国連サミットで採択された、2016年から2030年までに達成すべき国際目標のことです。
「Sustainable Development Goals」の略であり、持続可能な開発目標と訳されます。
17のゴール、169のターゲットから構成され、持続可能でよりよい世界を目指すために掲げられました。

  • 貧困やジェンダー、教育など社会面の開発的側面
  • エネルギーや資源、雇用、イノベーションなど持続可能な成長を目指す経済的側面
  • 環境や気候変動、資源など地球規模で取り組む環境的側面

これら3つの側面から構成されています。

SDGsの重要性

地球はいま、危機にさらされています。
気温が上がり、海洋ごみは海の生物より多くなると言われ、海面水位は上昇し、気候変動により森林火災が発生しています。
人類の中でも格差の拡大がおき、生活の基盤であるインフラが正常に機能しない地域に住む子供の命が危ぶまれています。
貧困は経済・生活環境を蝕むだけでなく、紛争などの争いまで引き起こします。断ち切らない限り、安心して暮らしたい、というささやかな願いすらかないません。
私たち人類はいま、地球そのものがなくなってしまう危機に向き合わなくてはならないのです。
そこで地球に住まうあらゆる人が協力して成し遂げる目標として、SDGsが策定されました。

SDGsの歴史

SDGsは、2000年に国連サミットにて採択されたMDGsを受けて、2015年の国連サミットにて採択されました。
MDGsとは、「Millennium Development Goals」の略で、ミレニアム開発目標と呼ばれています。
貧困や飢餓の撲滅など2015年までに達成すべき8つの目標からなり、主に開発途上向けの目標として掲げられたものでした。
これらは2015年までに一定の成果を上げ、その目標は経済的側面・環境的側面を加えたSDGsに引き継がれました。

日本の達成状況

2021年度の日本の達成率は165ヶ国中18位です。

※出典 SDSN 閲覧22/6/2
SUSTAINABLE DEVELOPMENT REPORT 2021

決して高い達成度があるとは言えませんが、裏を返せばまだまだ取り組めることがたくさんあるということです。
では実際に、すぐ生活の中に取り入れていける行動をご紹介します。

簡単に取り組めるSDGs

地球の危機と個人の生活に関連があると思えないですか?そんなことはありません。
個人ですぐにできるSDGsは以下のような種類があります。見ていきましょう。

節電・節水をする

  • 節電
使わない部屋の電気を消す、使っていないのに挿しっぱなしのコンセントを抜くなどこまめに電気消費を止めていくことが、電力・エネルギー消費の削減につながります。
昨今は日本国内で主要な電源である、火力発電所の供給力が下がってきていることもあり、電力需給がひっ迫しています。
必要な人・場所・時に電気がいきわたるよう、日々の生活で心掛けなければなりません。
  • 節水
洗顔や食器を洗う際に、水道の蛇口を開けたままにしていませんか?
流れていく水の量はその場で測ることはできませんが、そのため一度に大量の水が使われています。使う際だけ蛇口を開く流すようにしましょう。

また、洗濯機など水を多く使用する家電では、最新機種の多くに旧機種よりも省エネ効果が期待できる機能が付けられています。購入する際の初期費用はかかりますが、使用頻度が高く、一度の使用水量が多いものが節水できれば、大きな使用量の削減となります。


マイ〇〇を持ち歩く

2020年7月より、レジ袋が有料化となりました。そのためマイバッグと呼ばれる買い物袋を持って、買い物に行くことが身近なものとなりました。

ペットボトルは手軽で丈夫ですが、焼却を行えばCO2の発生につながります。
日々の飲み物はマイボトルにいれてみませんか?

マイバッグを持っていけば、ビニール袋の削減になり、マイボトルを持っていけば割引となる店舗もあります。
地球にやさしく、お得に買い物を利用できます。

リサイクル・リユースを心掛ける

ごみの分別をしっかりすることで、新たな製品となり使用できる廃棄物がたくさんあります。
レジ袋やペットボトルもその一つで、正しく捨てられなかったことで路上に放置されたりや海に流出し、自然界では分解されないごみとして溜まってしまうのです。
きちんと廃棄物をつぎにつながる有効な資源として循環させるためにも、各自治体の手順に沿った廃棄物処分を行わなくてはなりません。

また、ごみとして出してしまう前に、再度使えないか確認することも大事です。
フリマアプリなどで必要としている人に譲ることも、資源を無駄にせず使ったということになります。

家事を分担する

1人で住んでいるから、家事の分担は関係ないとお思いでしょうか?それは違います。
消費電力は少なく、しかしパワーは充分ある家電と家事を分担することで、労力をかけずにやるべきことができるうえにエコな活動になります。

やるべき家事が大変であれば、人以外に頼っていいのです。もちろん2人以上であれば協力し合いましょう。
女性だから家事を完璧にこなさなくてはならないことはありません。生物学的な性別によって決めつけることは、その人を個人として認識していないことと同じです。

働き方の多様性を尊重する

十人十色という言葉がある通り、人にはそれぞれの好み、考え方があり、誰かと全く同じということはありません。

働き方も同じく、その人に合ったものがあります。もちろん自我を通し、周囲と衝突するのは間違っています。
しかし話し合う機会をもち、分かり合おうとする姿勢を持つことで、他人を許容していきましょう。
人を理解し受け入れることは、自己の成長にもつながります。

国連が公表するナマケモノでもできるアクション・ガイドとは?

壮大な目標を掲げるSDGsが、やっぱり自分の行動と結びついている気がしない、もっと細かく知りたいという方に向けて、国際連合広報センターは「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を発表しています。
以下、項目を抜粋してご紹介します。

※出典 国際連合広報センター 閲覧22/06/09
持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド(改訂版)

レベル1:ソファに寝たままできること

  • オンライン検索すると、持続可能で環境にやさしい取り組みをしている企業が見つかるよ。そういう会社の製品を買うようにしよう。
  • いいね!するだけじゃなく、シェアしよう。女性の権利や気候変動についてソーシャルメディアでおもしろい投稿を見つけたら、ネットワークの友達にシェアしよう。


レベル2:家にいてもできること

  • 紙やプラスチック、ガラス、アルミをリサイクルすれば、埋立地を増やす必要がなくなる。
  • エアコンの温度を、冬は低め、夏は高めに設定しよう!


レベル3:家の外でできること

  • ナプキンを取り過ぎないこと。テイクアウトを食べるのに、大量のナプキンは要らないはず。必要な分だけ取るようにしよう。
  • 国や地方自治体のリーダーを選ぶ権利を上手に使おう。



レベル4:職場でできること

  • 日々の決定を見つめ直し、変えてみよう。職場でリサイクルはできている? 会社は、生態系に害を及ぼすようなやり方をしている業者から調達をしていないかな?
  • 社内の冷暖房装置は省エネ型に!

これらの行動を踏まえて

ガイドに掲載されていること、今回紹介したことは、自然環境への取り組みのほんの一部です。
日々の生活の中にある無駄に気づくこと、周囲の人や自分を取り巻く自然環境へ目を向けることが大事です。

SHIFT ONが提供するSDGs

SHIFT ONを運営する国際紙パルプ商事では、環境負荷の低減につながるグリーンビジネスの展開や気候変動対策、多様性を認め合いそれを活かすダイバーシティ&インクルージョンなどを企業の重要課題(マテリアリティ)として認識し、取り組みを進めています。

古紙利用

紙は80%以上が再度紙を作る原料として回収されているサスティナブルな素材です。当社では製紙原料となる古紙を年間120万トン以上取り扱っています。
皆様がご利用されるスーパーやオフィスでの古紙回収の仕組みもございます。
お客様のご希望に沿った運用方法をご提案致します。

クローズドリサイクル

また、昨今は自社で使用した廃棄物を再度自社で使用する製品に生まれ変わらせるクローズドリサイクルを多くのお取引先様にご採用頂いています。
クローズドリサイクルは、廃棄物の行先や用途が可視化されるとともに、原料のサプライチェーンの短縮にもつながる取り組みです。
紙以外のプラスチックなどの素材にも、クローズドリサイクルの仕組みを拡大しています。
お客様のご希望の素材に合わせたリサイクルの形を提案いたします。ぜひお問い合わせください。

まとめ

壮大な目標達成に向けては、一歩ずつ行動することが大切であり、ソファで寝たままでもできる行動があることは大変心強いものではないでしょうか。
今回はいち個人として取り組める行動をご紹介いたしました。

個人の取り組みを支える行動を事業として確立すれば、企業でSDGsに参加しているといえるでしょう。
例えば廃棄する際も有害物質が発生しない、より質の高いマイボトルを製造するといった、個人の生活の支えを作ることで、環境問題への取り組みの一環になるということです。

SHIFT ONでは、ひとつの行動をそれだけでは終わらせず、さらに未来へつなげていく提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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