DMでの広告効果向上と環境対応の両立|株式会社アド・ダイセンでの環境対応事例を紐解く


最終更新日:2023/12/04
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DMでの広告効果向上と環境対応の両立|株式会社アド・ダイセンでの環境対応事例を紐解く

主に郵送で商品案内やお得な情報をお届けするダイレクトメール(DM)は、馴染みのある広告手法です。
目を引くデザインや、A4サイズと郵便物にしては大きなサイズで表現できる情報は視認性が高く、長く使用されてきました。
同封されているチラシやカタログと同様に、最初に目に入る封筒こそ実は創意工夫が大事になる箇所なのです。
株式会社アド・ダイゼンは主にDMを中核に、メーリングサービスにさらなる価値を付与したダイレクトマーケティングや、コンテンツ制作まで一気通貫をおこなう広告代理店です。
業界最大級の生産設備を持つメールセンターを保持し、安定的な生産と臨機応変な対応が可能となっています。
今回は紙封筒製造までの過程や、紙封筒ならではできることを中心にお話を伺いました。

株式会社アド・ダイセンとは

株式会社アド・ダイセンはメーリングサービスを中心としたダイレクトマーケティングをおこなう広告代理店です。企画デザインから顧客データ処理・DM加工・独自のDM配達網を生かした効率的な戦略を打ち出しています。
メールセンターは関西に3か所、関東に2か所、名古屋・北九州にそれぞれ1か所となっており、東西に同じ設備を持つことで安定的な生産に対応しています。
業界最大級の生産設備を保有し、クリエイティブにも精通した訴求力の高いDMコンテンツを提供しています。

インタビューをさせていただきました

主力業務と今後を見据えての紙素材の使用 

―御社の主力業務を教えてください

もともとはDMの加工サービスをメインとしていました。そこからDMの企画・デザイン、CRM、顧客獲得支援の広告サービス、ロジスティクスなど様々な分野に業務展開しています。
発送の代行業務を担うだけでなく、DMにおいてお客様の伝えたい情報を最大限に引き出すために、封筒のデザイン作成から素材の提案もおこなっています。

―ビニールラッピングに加え、全体を紙化したラッピングの制作のきっかけを教えてください

従来のビニールラッピングマシンで、ほかの素材を使用しての製造ができないかを模索していました。対応可能な素材の幅を増やすことは、いまあるマシンをより長く使用できることにもつながるサステナブルな施策であるといえます。
マシンの強みとして、本誌(お送りする中身のこと)をロール紙で包み込むことにより、封筒製袋と封入を同時におこない、コスト削減や納期短縮が可能となることが挙げられます。さらにオンデマンドプリントとの組み合わせで顧客別に封筒デザインの差し替えも可能です。封入、宛名ラベルの処理までワンストップでおこなえることで作業工程の短縮にもつながります。
また、時代的にも環境対応としてプラスチックから素材を変えるという流れが高まったことも開発の後押しとなりました。

―環境対応への流れの高まりがあったとのことですが、お客様から脱プラのご相談が多くなったタイミングなどはありますか?

2020年7月にレジ袋有料化が始まった頃からです。
販売業のお客様を中心に、「買い物をした際に渡すレジ袋はバイオマスになったが、郵送されるカタログなどが通常のプラスチックのままで包まれている、という指摘があったので改善したい」というご相談を受けました。
これによりまず素材をバイオマスプラスチックに変更したもの、紙パウダーを配合した紙のような風合いのプラスチック素材の使用、完全な紙化へと段階を踏みながら製品開発を進めてきました。

環境対策ラッピングの詳しい動画はこちら

紙素材の利点

―紙化したことによる利点はありますか

自社の利点としては提案できる製品ラインナップが拡大したこと、封筒への付加価値が増えたことが挙げられます。従来のマシンでプラスチック・紙の両素材が使用できる点も、現存するマシンを様々な場面で利用できる点で持続的な取り組みといえます。
プラスチック素材の封筒に比べ紙素材はフルカラーや写真などの印刷適正があるため、表面により多くの情報を記載することが可能です。それにより送達するための包装資材としての役割だけでなく、届いた際に最初に目にする強い訴求力のある紙面構成や、紙の質感と合わせたブランディングをおこなうことができます。
お客様に対しては、DMが届いた際に販促力の強化ができること、環境への配慮がおこなわれた素材を使用している訴求ができるなど、紙ならではの付加価値が可能です。

アド・ダイセン
ニーズに合わせた様々な封筒

―反対に、紙化するまでの苦労はありましたか

フィルムに比べると紙は耐水・耐久性が弱いため、強度の強い紙を選定することが大変でした。ほかにも印刷が綺麗に発色されることもはずせない点の一つです。
紙は同じ厚みの中でも種類によって強度が違います。封筒に適した用紙であるには、まず前提として現状のマシンに適した厚みであることも重要でした。
また、印刷物を包み込むように製袋するには、内容物のサイズに応じたピッチで印刷したロール紙が必要となります。印刷機によってピッチが限定されるため、適正寸法のロール紙作成にも苦労しました。

今後へのひろがり

―紙化を始めてからのお客様の反応はいかがでしたか

脱プラへのご相談があったこともあり、紙化へ切り替えたいと思っていらしたお客様からは好評でした。
当初は環境対策製品としてスタートしましたが、DMは反応をシビアに求められるメディアのため、紙の訴求力による費用対効果が改善するサービスを付加価値として評価をいただいています。

―今後の展望をお聞かせいただけますか

エンドユーザーに直接届くDMは、内容に加えて届け方や荷姿も企業イメージに影響します。
環境負荷低減への対策は、責任ある企業としての姿勢を伝える上でも重要な取り組みとなりますが、どうしてもコスト面が課題となってきます。費用対効果のある環境対策でなければ持続的な取り組みになりづらく、広がりに限界がきてしまいます。
販促効果改善とセットで環境対策を支援できればと思っています。

―貴重なお話をありがとうございました。

アドダイセン2
浜松町オフィスにてお話を伺いました

株式会社アド・ダイセン様の公式HPはこちら
https://ad-daisen.co.jp/

まとめ

当社においては、紙封筒に適した狭い巾のロール紙かつ、印刷適用のある用紙という制約があるなかでの原紙選定や、ロール紙から印刷後もロール状に巻き取る印刷会社のご提案をさせていただきました。高い技術を発揮するために適した資材提供をおこなっています。
現状使用している素材の変更を検討されている場合、機能性も変わらずに環境対応も両立させることが可能です。
ぜひこちらよりご相談ください。

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