キッズスペースのマット選びが重要な理由とは?選び方や素材をご紹介、おすすめは紙製人工芝!
キッズスペースのマットは、お子様が常に触れるものだからこそ素材選びが重要です。
安全性や耐久性に優れたマットを使うことで安全性が確保され、お子様に安心して長く遊んでもらえます。
本記事ではキッズスペースのマット選びが重要な理由を説明し、選び方や素材をご紹介します。
キッズスペースのマット選びが重要な理由
キッズスペースにはマットが必須です。
ただし、「マットならなんでもよい」というわけではありません。
例えば、安全性の低いマットを選ぶと、お子様が転倒したときに大怪我を負ってしまうおそれがあります。
安全性の高いマットを敷くことで、転倒時の衝撃を吸収し、お子様の事故防止に役立ちます。
さらに、マットは床の冷たさからお子様を守る役割も担います。
冬場など、床の冷たさが気になる季節でも、マットがあればお子様は暖かく快適に過ごすことができるでしょう。
夏場は床からの熱を遮断し、涼しい環境を保つのに役立ちます。
キッズスペースのマットを選ぶポイント
マットはお子様の安全性や快適性にとって重要ですが、さまざまな種類があるため「どれを選べばよいかわからない」と疑問に感じる方もいるでしょう。
そこで、キッズスペースのマットを選ぶポイントを3つ紹介します。
安全性
キッズスペースのマット選びで重要なのは安全性です。
お子様は好奇心旺盛で活発に動き回るため、硬い床に頭をぶつけてしまうと、大きな怪我につながる可能性もあります。
マットは転倒時のリスクを軽減する役割があるので、クッション性に優れたものを選ぶと良いでしょう。
マットの表面にも注意が必要です。
お子様はマットの上で滑って転倒してしまう可能性もあります。
表面が滑りにくい素材や加工が施されたマットを選ぶようにしましょう。
忘れてはいけないのが素材の安全性です。
お子様はマットを舐めたり口に入れたりしてしまう可能性もあります。
ホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれていないか、安全基準を満たしているかを確認しましょう。
耐久性
お子様はおもちゃを落としたり、走り回ったり、ジャンプしたりと、マットに大きな負荷をかけがちです。
また、キッズスペースは食べこぼしや汗で汚れやすく、ホコリやダニも発生しやすい場所です。
マットを敷くことで、このような床の汚れを防止し、掃除がしやすくなります。
ただ、耐久性の低いマットだと、すぐに破れたりへこんだりしてしまい、頻繁に買い替えが必要になることもあるでしょう。
摩擦や衝撃に強く、へたりにくいものを選ぶのがおすすめです。
耐水性や防汚性も耐久性を左右する要素です。
飲み物などをこぼしてもすぐに拭き取れる耐水性のある素材が便利です。
汚れを簡単に落とせる素材を選び、清潔さを保ちやすくしましょう。
抗菌加工が施されたマットを選ぶと、より衛生的な環境を保つことができます。
素材
マットの素材はお子さんの肌に直接触れるので、肌触りの良いものを選びましょう。
夏は涼しく冬は暖かい素材を選ぶと、季節や好みに合わせた使い方ができます。
汗をかきやすいお子様のために、通気性の良い素材を選び、夏場でも蒸れにくく快適に過ごせるようにしましょう。
キッズスペースは、マットの素材や色、デザインによってお子様の遊び心地や快適性が変わります。
お子様の年齢や好みに合わせて、楽しく遊べる空間を作ってあげましょう。
キッズスペースのマットの素材一覧
マットにはさまざまな素材があります。
ここでは5つの素材を紹介します。
それぞれに特徴やメリットなどが異なるため、マット選びの参考にしてください。
人工芝
人工芝は、天然芝の見た目を再現した合成繊維製のマットです。
耐久性が高く、水はけも良いのが特徴です。
天然芝と違い、水やりや草刈りなどの手間がかからないのもメリットです。
また、一年中緑色を保てるため、季節を問わず爽やかな空間を作り出せます。
クッション性もあり、転倒時の衝撃を吸収してくれるので、お子様も安心して遊べるでしょう。
汚れに強く、水洗いもできるので、清潔な状態を保てます。
近年は、さらに安全でやさしい「紙製人工芝」が注目を集めています。 今回は利便性の高い敷物として人気な人工芝をOJO⁺で作製し、設営をおこないました。...
詳しくは次の記事を参考にしてください。
実際に施行した事例はこちら
紙からできたサステナブルな人工芝を施工いたしました
EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)
EVAは弾力性と柔軟性に優れた素材で、クッション性が高く、お子様が転倒しても衝撃を吸収し、怪我のリスクを軽減します。
軽くて扱いやすいため、さまざまな形や色に加工できます。
防水性にも優れているので、飲み物をこぼしてもサッと拭き取ることができ、お手入れも簡単です。
保温性も高く、冬でも床からの冷気を遮断し、お子様を寒さから守ってくれます。
デザイン性が高いものも多いので、キッズスペースを明るく楽しい雰囲気に演出できます。
ポリエチレン
ポリエチレンは軽くて丈夫なプラスチック素材で、水に強く、汚れも簡単に落とせるためお手入れが簡単です。
クッション性も備えており、お子様が転んでも安心です。
価格が比較的安いことも大きなメリットといえるでしょう。
薄い素材であり、折りたたみや持ち運びがしやすいのもうれしいポイントです。
さまざまな色や柄のものが販売されているので、キッズスペースの雰囲気に合わせて選ぶことができます。
コルク
コルクは木の皮から作られた自然素材のマットです。
独特の弾力性があり、お子様が転倒した際の衝撃を吸収してくれます。
保温性にも優れているので、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。
コルクには自然の抗菌作用があるため、衛生面でも安心です。
音を吸収する効果も高く、お子様が走り回っても階下への騒音を軽減できます。
天然素材であるため質感に温かみがあり、優しい雰囲気のキッズスペースを作れるでしょう。
ポリエステル
ポリエステルは、耐久性と耐摩耗性に優れた合成繊維です。
長く使ってもへたりにくく、活発なお子様が遊んでも安心です。
また、シワになりにくいので、折りたたんで収納してもすぐ元通りになります。
速乾性があるため、飲み物をこぼしてもお手入れが簡単です。
さらに、色落ちしにくいため、鮮やかな色や柄のマットを選んでも長期間美しい状態を保てるでしょう。
OJO⁺の紙製人工芝とは?
キッズスペースのマットにはさまざまな種類がありますが、より安全で耐久性に優れた素材を選びたいなら「OJO⁺の紙製人工芝」がおすすめです。
OJO⁺の紙製人工芝はお子様の安全性を高めるだけでなく、耐久性や触り心地にも優れた素材のマットです。
ここではOJO⁺紙製人工芝の特徴を紹介し、メリットと具体的な施工事例を解説します。
OJO⁺紙製人工芝の特徴
OJO⁺紙製人工芝は、その名の通り紙を原料とした人工芝です。
主な原料は、成長が早く環境負荷の少ないマニラ麻です。
これを特殊な技術で糸状に加工し、人工芝として利用しています。
紙ならではの優しい肌触りで、小さなお子様でも安心して裸足で遊べます。
また、吸湿性・放湿性に優れており、消臭・抗菌効果も備わっています。
安全性にも配慮し、防炎認定を取得しています。
万が一、火がついても燃え広がりにくいため、住宅や商業施設でも安心して使用できるでしょう。
環境に優しい素材であることも大きな特徴です。
従来の人工芝はポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチック素材が主流でした。
しかし、OJO⁺紙製人工芝は紙が原料であるため、CO2排出量を削減できるだけでなく焼却しても有害物質が発生しません。
土に埋めれば微生物によって分解されるため、地球に還元することができます。
詳しくは次の記事をご覧ください。 マイクロプラスチックの流出を抑えるだけではなく、そもそも発生をさせないことに着目しました。...
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人工芝によるマイクロプラスチック問題を解決する紙製人工芝のご紹介
OJO⁺紙製人工芝の強み・メリット
OJO⁺紙製人工芝は、高い安全性を誇ります。
また、上記で解説したように、消臭・抗菌性にも優れ、お子様が「気持ちいい」と感じる肌に優しい触り心地を実現しています。
ここではOJO⁺紙製人工芝の強み・メリットを「高い安全性」「消臭・抗菌性」「肌に優しい触り心地」という3つに分けて紹介します。
高い安全性
OJO⁺紙製人工芝は原料にマニラ麻という天然素材を使用しているため、お子様が口に入れてしまっても安心です。
スイスが本部の繊維製品に対する安全基準「エコテックス」では、 “赤ちゃんの口に触れても安全”という最も厳しい「クラス1」を取得しています。
さらに、紙製なので、人工芝のようにプラスチック片が剥がれてしまう心配がありません。
そのため、お子様が誤って小さな破片を飲み込んでしまうリスクを軽減できます。
OJO⁺紙製人工芝ならではの安全性として、吸湿・放湿性に優れた糸を採用している点が挙げられます。
紙は通気性に優れているため、お子様が芝生の上で元気に走り回っても、熱がこもらず、さっぱりとした肌触りを保てるでしょう。
転んだときに火傷や怪我が起こりにくいというメリットもあります。
従来の人工芝では、転倒時に摩擦熱が発生し、火傷を負ってしまうケースもありました。
しかし、OJO⁺紙製人工芝は摩擦熱による火傷や怪我の心配がほとんどありません。
消臭・抗菌性
OJO⁺の原料であるマニラ麻は空気を多く含む多孔質の繊維であることから、消臭機能も兼ね備えています。
OJO⁺の空隙に匂い成分が入り込むことで、消臭効果が発揮されます。
抗菌性にも優れており、雑菌の繁殖を抑制します。
お子様は人工芝の上で寝転んだり、おもちゃを口に入れたりするなど、衛生面が気になることが多いものです。
OJO⁺紙製人工芝なら、抗菌効果によって細菌の増殖を抑え、清潔な状態を保てるため比較的安心です。
肌に優しい触り心地
OJO⁺の人工芝は紙製の素材で、従来の人工芝にある硬さや刺さるような感触がありません。
紙の柔らかさと繊細さが組み合わさり、肌触りが非常に滑らかで心地よいのが特徴です。
小さなお子様は、人工芝の上で寝転んだり、ハイハイしたりすることも少なくありません。
OJO⁺の人工芝は硬さやチクチク感がなく、優しい肌触りです。
デリケートな肌にも優しく、安心して遊ばせることができるでしょう。
吸湿性・放湿性に優れているため、汗をかいてもベタつかず、夏場でもサラッとした肌触りが持続します。
裸足で歩いても心地よく、自然の芝生の上を歩いているような感覚を味わえるでしょう。
OJO⁺紙製人工芝の施工事例
OJO⁺紙製人工芝は、東京都品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」のキッズスペースに採用されています。
エコルとごしは年間約23万人が来場する、Nearly ZEB認証を取得した環境配慮型施設です。
キッズスペースにOJO⁺紙製人工芝を敷設することで、来場者にプラスチックごみ削減とマイクロプラスチック問題を啓発しています。
OJO⁺紙製人工芝は従来の人工芝と異なり、パイル部分が紙製のため、環境負荷の低減が可能です。 紙製人工芝の導入により「エコルとごし」キッズスペースの快適性向上を図るとともに、来館者に対して...
また、紙の特性を生かした優しい肌触りで、お子様が安全に遊べる空間を作り出しています。
「エコルとごし」の施工事例はこちら
品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」にOJO⁺製人工芝を敷設
キッズスペースマットならOJO⁺の紙製人工芝
キッズスペースにはマットが必須です。
ただ、素材によって特徴が異なるため、自店舗に合ったマット選びが大切です。
安全性が高いうえに耐久性や触り心地にも優れているのがOJO⁺の紙製人工芝です。
お子様の安全性確保に役立つだけでなく、環境保護にもつながります。
キッズスペースにマットを導入したいと考えている方は、ぜひ一度、ご相談ください。