国内の洋紙発祥の地 東京都北区に 100%紙製のゴールネットを設置
最終更新日:2024/04/26
国際紙パルプ商事株式会社は、グループ会社の王子ファイバー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平井雅一)が製造・販売するかみのいと「OJO⁺」を100%使用したゴールネットを、東京都北区の区立浮間子どもスポーツ広場に設置しました。
環境配慮型の新素材製品のため、まずは子ども用サッカー場から導入し、2年後には成人用、アスリート用のフィールドへの展開を目指します。
設置したゴールネットは、少年用サッカーゴールの大きさ(幅5メートル、高さ2.1メートル)に合わせたサイズで、2023年12月に設置し、練習や試合で使用されています。
当社では、これまでにもポリエステルと組み合せたハイブリットタイプの紙製ゴールネットを展開しておりますが、当該のネットは100%紙製でもサッカー場での使用に耐えられるよう、紙糸をロープ状に束ねて強度を出し、ゴール内の視認性を損なわない程度に増量して使用しております。
ゴールネットを設置したグラウンドがある北区は、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一が国内初の製紙工場を設立したことで知られます。今回の100%紙製のゴールネットは、一般社団法人東京都北区サッカー協会とともに設置しました。
また、「みんなの鳩サブレースタジアム」でもOJO⁺を利用したゴールネットが採用されました。詳細はこちらをご覧ください。
かみのいと OJO⁺を使用した
紙製ゴールネット採用事例
この大会ではかみのいと「OJO⁺」製のゴールネットが採用されました。...
今回使用した紙の糸OJO⁺はゴールネットにも使われる高耐久な素材です。それ以外の機能性として軽量・吸湿・速乾・保温などがあります。さらに、原料となるマニラ麻は二酸化炭素の吸収に優れているため、環境にも優しい素材となっています。
機能性と環境対応を両立したOJO⁺の製品紹介はこちら
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