クローズドリサイクルを導入したことで変わった点は何?お客様への多くのベネフィットをご紹介
最終更新日:2024/02/13
一度使用した資材を資源としてリサイクルし、再度原料として製品化することを当社ではクローズドリサイクルシステムと呼んでいます。
使用済みの製品が回収・再原料化などの工程を経て、再度製品として自社に戻るという終始が一致したループをおこなうことにより、リサイクルの流れが可視化され資材の有効活用を実感できます。
多くのお客様にご利用いただいているリサイクルシステムで、導入後にお客様にどんなベネフィットが生まれたのかをご紹介致します。
導入時・導入後のベネフィット
クローズドリサイクルを導入していただくことで、お客様には様々なベネフィットをご提供できます。 その一例をご紹介いたします。
原則、導入時に追加コストの心配がなく、環境への取り組みを導入しやすい
クローズドリサイクルシステムの導入にあたって、基本的には新しい設備投資や研究開発を必要としません。
また、現状の資材回収ルールを変えることがなく、新しい回収業者の選別も必要ありません。
いままでも資源としてリサイクルをおこなっている場合、資源の回収形態を変更することがなく、すぐに取り組むことができます。
業務工程の軽減により、業務効率化につながる
従来、資材のリサイクルをおこなっている企業でも、リサイクルのその先まで把握することはなかなか難しいことです。携わる協力業者へのヒアリング、そこから必要な情報の精査などの作業が生まれます。
当社のシステム導入により、自社に再度資材として納入されるまでのリサイクルの流れが包括的に把握できます。
また、ダッシュボードで必要な情報が一元管理されることで、知りたい内容をリアルタイムかつ直感的に確認ができ、報告・請求・チェックなどの事務処理業務が効率化されます。
リサイクルの行方を可視化することで、お取引様やお客様にクリーンな情報が公開できる
前述の記載より、クローズドリサイクルは使用済み資源として回収してもらうだけではなく、その先の再原料化工程や製品の生産工程を可視化し、再度製品として自社に納入する仕組みです。
リサイクルを流れに乗せるだけで終わらせるのではなく、自社を中心に資源循環の輪を実現するため、自律的かつ責任あるリサイクルシステムと言えます。
また、導入前には現状の把握、分析などヒアリングをおこないます。それにより導入後にまとまった情報を比較してエビデンスをもとに公開できます。
リサイクルの取り組みに透明性があるため、企業イメージの向上につながります。
当社を選んでいただく理由
当社の強みやクローズドリサイクル導入実績をご紹介します。
豊富な導入実績で安心
大手飲料メーカー様をはじめとして、使用済み資源のリサイクルが進んでいます。 当社のクローズドリサイクルがどのようにかかわっているかを詳しくお話しいただきました。...
当社のクローズドリサイクルは、大手飲料メーカー様をはじめとして日用品メーカー様・通信販売会社様・嗜好品メーカー様など多岐にわたる業種でご利用頂いています。
資材の種類や回収のタイミング、抱えている課題は業種によって異なります。当社では素材の違いなども考慮し、クローズドリサイクルの仕組み作りをおこなっています。
大手飲料メーカー・アサヒビール株式会社様では、サステナビリティ推進の上で使用済み段ボール資源のクローズドリサイクルは課題となっていました。
使用頻度が多い段ボールの循環問題に対し、当社がスピーディにシステム提案したことから採用の運びとなりました。
採用事例インタビューはこちら
アサヒビール株式会社でのクローズドリサイクル導入事例ー
手間を一括で請け負う
全国で工場展開がなされている場合では、リサイクルのタイミングや関係する取引先などがそれぞれ異なります。そんなときでも当社の回収ネットワークで随時スケジュールの管理が可能です。
また、回収後の進捗もデータ管理をしているため当社にお任せいただけます。
品質の高いリサイクルシステム
元々使用していた製品に戻すことは水平リサイクルと呼ばれ、当社のクローズドリサイクルではリサイクル後も同等の品質を保ったまま再生産することが可能です。
コストバランスが良い
品質の高さに対し、ローコストでシステムの稼働が可能。初期投資費用が原則かさむことがありません。 お客様から排出された廃棄物を、再度お客様が使用する製品に戻し再納入する、クローズドリサイクルとしておこなっています。...
クローズドリサイクルについての詳細はこちら
クローズドリサイクルとはなにか | 環境対応をお客様に合わせてご提案
まとめ
大きな投資や長期にわたる開発などを必要としないクローズドリサイクルをおこなうことで、自社の環境対応を推進するとともに、どれくらい環境に貢献しているかを可視化できます。
クローズドリサイクルについて、さらに詳細な資料はこちら。
また、クローズドリサイクルシステムの導入が現状難しい場合でも、当社では扱いやすく、環境にやさしい素材や製品、ソリューションの取り扱いもございます。
資材のリサイクルが難しい場合、資材自体を環境対応製品に変更することで、廃棄物の削減に貢献できます。
例えばプラスチック使用量減少に向けて緩衝材を紙素材にする取り組みでは、現状よりも手間が減り、コストの削減につながる可能性があります。詳細は以下よりお読みください。
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